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 来る2020年に創業100周年を迎えるYOSHIDA(ヨシダ)が満を持して送るオリジナルコンテンツ。
第2回は、昨年から取り扱いがはじまったドイツのジュエラー、Wellendorff(ウェレンドルフ)の特集です。

 前編では、4代目当主クリストフ・ウェレンドルフ氏のインタビュー、
定番モデルの紹介を織り交ぜながら、コレクションの魅力について触れていきます。


Photo: Masahiro Okamura (CROSSOVER)
Art Direction: Takaaki Yagi (FORM::PROCESS)
Edit&Text: Tsuneyuki Tokano

“最高”へこだわる
至高のジュエラー

 創業から今年で125年を数えるドイツの名門ウェレンドルフは、世界中の富裕層、貴族・王室の間で愛され続けている、世界でも指折りのジュエラーとして知られています。

  日本国内では、皇族御用達のブランドとしても知られ、ザ・リッツ・カールトン東京の直営店、YOSHIDA 東京本店で実物を手にすることができます。

  1893年、創業者のエルンスト・アレクサンダー・ウェレンドルフ氏は、ドイツの時計や宝飾産業の中心地であるプフォルツハイムにジュエリーの工房を開設しました。以来125年もの間、彼が掲げた「すべてにおいて、最高のものを」という揺るぎないものづくりの信念は、4代目当主クリストフ・ウェレンドルフ氏の世代まで受け継がれています。

世代を超えて愛される理由

  「ゴールドやダイヤモンドに最高の素材を扱い、最高のゴールドスミスとスペシャリストを受け入れ、彼らに最高の工具を与えるなら、いつか最も高貴なジュエリーをつくることができ、それは多くの人びとを魅惑することでしょう」

 創業者であるエルンスト・アレクサンダー・ウェレンドルフ氏が残した言葉からもわかるように、ウェレンドルフのジュエリーには、これまで多くのセレブリティらに愛され続けてきた確固たる理由が存在します。

シルクコーデルとマジックリング

 “ブランドのアイコン”として知られる、2つの代表作「シルクコーデル」「マジックリング」の誕生の背景には、いずれもブランドコンセプトである『FROM LOVE.THE BEST.』に繋がるストーリーが存在すると、クリストフ・ウェレンドルフ氏は流暢に語ります。

 「今から40年前。私の母は“シルクのような肌触りのネックレスが欲しい”という夢を想い描いていました。見た目と装着感、そのどちらにおいても限りなくシルクに近い、かつてない18Kゴールドのネックレス。父はこの話に大きな刺激を受け、ネックレスの開発に取り組み、完成まで約2年の歳月を費やしました。2つの条件を満たすことは困難を極めましたが、熟練の金職人たちの技術、そこへ父の母への愛が重なることで“世界で最もやわらかなネックレス”が誕生したのです」

 「『シルクコーデル』と同様、『マジックリング』も我々ファミリーの愛から生まれたものです。20年以上前、私たち夫婦は、はじめて子供を授かりました。大切な思い出をジュエリーとして留めるために、私は職人たちに想い伝え、妻や子供への愛を込め、このリングをつくることにしました。人生とは常に変化に満ちたものですが、色あせない輝きを持つ“廻るリング”は、ダイナミックに回転することで唯一無二のストーリーを紡いでいくことでしょう」

「永遠」を約束する素材使い

 世代を超えて受け継がれる、本物の価値を持つジュエリー。こだわりの素材選びについて、クリストフ・ウェレンドルフ氏にいくつかの質問を投げると、次のような答えが返ってきました。

 「熟練の金職人と同様、“最高のマテリアル”とは、ジュエリーの制作にとって切っても切れない関係にあります。数ある選択があるなかで、私たちが地金に使う18Kゴールドは“最もタイムレスな素材”だと認識しています。その輝き、しなやかな質感は、いつの時代でも色あせることはありません。ちなみにダイヤモンドついては、ここで多くを語る必要はないかと思っています。なぜなら、ご存知のように、ダイヤモンドとは女性にとって親友のような身近な存在だからです(笑)」。

 18Kゴールドとダイヤモンド、そしてエマイユ(エナメル)。ウェレンドルフのジュエリーはすべて、これらの素材の組み合わせから生まれます。

 「あらゆる色を、自在に表現できること。エマイユを使用するメリットはこの点にあります。曾祖父の教えに従って、私たちは最高の品質を目指し、独自でエマイユを生成しています。竹のようにしなる性質から、衝撃に強く、非常に壊れにくい、という長所を備えています」

人生を豊かにする着け心地

 精密なものづくりと最高の素材。そこ限りない「愛」が注がれることで生まれるジュエリーが持つ、唯一無二の魅力。オーナーになった途端、誰もが特別だと感じられる“最高の着け心地”は、大切な思い出や人生のストーリーを留めるために欠かせないものだと、ウェレンドルフのジュエリーはいついかなる時も私たちに語りかけてくれるのです。

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YOSHIDA 東京本店
住所/東京都渋谷区幡ヶ谷2-13-5 Google Map
電話/03-3377-5401
営業時間/10:00~20:00
休業日/年中無休(1月1日~1月3日を除く)