180年近い歴史を持つ、世界最高峰の時計メーカーPatek Philippe(パテック フィリップ)。

 その正規販売店として国内トップクラスのセールスを誇る時計店 YOSHIDA(ヨシダ)が、
さまざまな角度からパテック フィリップという至高のマニュファクチュールの魅力を紐解いていく本連載。

 第2回は、YOSHIDAがいま最も注目する話題のレディスウォッチ、「TWENTY~4 オートマチック」について紹介します。

Photo: Masahiro Okamura (CROSSOVER)
Art Direction: Takaaki Yagi (FORM::PROCESS)
Edit&Text: Tsuneyuki Tokano

歴史を変えた婦人用時計

1850~1851年頃に製造された
ヴィクリア女王に献上されたと伝えられている懐中時計。

 近年、世界的なトレンドとして、女性用の腕時計の需要が高まっていることから、以前にも増して新作の開発やセールスに力を注いでいるブランドが増えつつあります。

 その最中にあって、パテック フィリップは、創業まもなく女性のための時計と真摯に向き合ってきた歴史を持つ、パイオニア的な存在であると同時に、その時代ごとのライフスタイルに見合う提案を行うことで人々の心を掴んできました。

 物語のはじまりは1851年。同年、ロンドンで行われた世界初の万博覧会の場で、パテック フィリップの名がこの世に知られるきっかけとなる、かの有名なヴィクトリア女王が所有したとされる懐中時計が発表されました。

 当時の婦人用時計は、“ドレスの上に着ける装身具”として使用することが多かったこともあり、イエローゴールドケースの裏蓋には美しい七宝とダイヤモンドで装飾が施されています。

 そして、この懐中時計にはもうひとつ、パテック フィリップの創業者のひとりである時計師のジャン・アドリアン・フィリップが発明し、フランスで特許を取得した竜頭巻き上げ・時刻合わせ機構が採用されていたことが特筆すべき点として挙がります。

パテック フィリップがはじめて手がけた腕時計。

 その後の1868年、パテック フィリップはスイスでは初となる腕時計をハンガリーのコスコヴィッチ伯爵夫人のために製作。
この時計は、小型のレキュタングラーケースにゴールドのバングルを取り付けたもので見るからに限りなく宝飾品に近いデザインでした。

 パテック フィリップの飽くなき探究心は常に未来を見据えていました。1916年には、チェーン・ブレスレットと一体型になったコンプリケーション機能をはじめて搭載した婦人用の腕時計を手がけました。パテック フィリップ史上初となるチャイム機構を搭載していたことからも、今日展開するコンプリケーテッド・ウォッチの礎となる“記念碑的なタイムピース”と呼べる傑作です。

パテック フィリップ初の5ミニット・リピーター搭載の腕時計。

現代の女性に寄り添うタイムピース

 パテック フィリップ歴代のレディスウォッチにおいて、現代のライフスタイルに最もフィットする時計。
それこそが、1999年に登場した「TWENTY~4®」のコレクションです。

 「TWENTY~4®」はその名の通り、生活のあらゆるシーンで着用するために、デイタイムの服装にもイブニングドレスにも適するようにデザインされています。

 また、パテック フィリップのステンレススチール製の時計では初となる、“ダイヤモンドセッティング”を施していることも注目に値する点だと言えます。

「TWENTY~4®」のラインナップにおいて、
最もスタンダードなモデルに当たるクオーツ仕様のRef.4910/10A。

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ミラノから新たな物語が幕を開ける

世界中にニュースが走ったのは、2018年10月のことでした。
イタリア・ミラノにて、ごく一部の関係者に向け、
最新作「TWENTY~4 オートマチック」のローンチイベント
が開催されたのです。

 初日の10月10日は女性向け、また一般のメディアやジャーナリストらが参加。翌日の10月11日は女性のみに限定され、ジュネーブ、パリ、ロンドンのパテック フィリップ・サロン、ミラノのパテック フィリップ 正規販売店から招待された顧客や時計愛好家が参加しました。

 ファッションショーを彷彿させる豪華な演出の会場では、「TWENTY~4 オートマチック」の全5型のほか、前述した1868年製のスイス初の腕時計、1916年製の5ミニット・リピーターをはじめとするレディスウォッチの回顧展示が行われました。

 これまでパテック フィリップは、新作の発表を毎年バーゼルワールドで行っていましたが、今回のようなローンチイベントは特別な出来事であり、パテック フィリップのコレクションにおける「TWENTY~4 オートマチック」の重要性を物語るプレゼンテーションとなりました。

何もかもが新しいラウンドケース

 「TWENTY~4 オートマチック」をはじめて見たときに誰もが思うこと。それは、とても新鮮に感じられる“モダンな空気感”です。

 それもそのはず、これまでのレクタンギュラーケースのみでの展開から打って変わって、シリーズ初となるラウンドケースが登場したのですから、驚きを隠せない方も大勢いるでしょう。

 同様に、「TWENTY~4 オートマチック」では、初採用となる自動巻きキャリバーも、コレクションの進化を語る上での重要なポイントのひとつです。

TWENTY~4 オートマチック 7300/1200A
■36mm ■ステンレススチールケース&ブレスレット
■自動巻き(Cal.324 S C)■30m防水


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TWENTY~4 オートマチック 7300/1200A
■36mm■ステンレススチールケース&ブレスレット
■自動巻き(Cal.324 S C)


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 今回、発表された5型のモデルは、ケースのフォルムやムーブメントの仕様こそ違うものの、「アクティブで自立した女性にフィットする時計」という「TWENTY~4®」の基本的なコンセプトを踏襲しています。

 すなわち、「TWENTY~4®」が持つ可能性をさらに引き出すために、パテック フィリップが導き出した答えが、このスポーティなラウンドケースと自動巻きムーブメントの組み合わせなのです。

TWENTY~4 オートマチック 7300/1200
■36mm■18Kローズゴールドケース&ブレスレット
■自動巻き(Cal.324 S C)■30m防水


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 女性を瞬く間に魅了するベゼルやブレスレットなどに及ぶ優雅なダイヤモンドセッテイング、ゴールドのバトン型指針と夜光付きゴールド植字インデックスを備える表情豊かな文字盤、さらには特許を取得済みの折り畳み式バックルなど、「TWENTY~4 オートマチック」の進化の足跡は、細部のディテールにまで行き届いています。

 パテック フィリップとYOSHIDAが一押しする、話題のレディスモデル「TWENTY~4 オートマチック」。24時間のあらゆるシーンで着用できる、“究極のコンテンポラリーウォッチ”をぜひお楽しみください。

TWENTY~4 オートマチック 7300/1200
■36mm ■18Kローズゴールドケース&ブレスレット
■自動巻き(Cal.324 S C) ■30m防水


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TWENTY~4 オートマチック 7300/1201
■36mm ■18Kローズゴールドケース&ブレスレット
■自動巻き(Cal.324 S C) ■30m防水


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YOSHIDA 東京本店
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