ColumnUP DATE: 2018. 12. 27

連載高級時計を巡る旅第1回:オーデマ ピゲ ブティック 大阪の躍進

 AUDEMARS PIGUET(オーデマ ピゲ)の関西圏での拠点となる重要なブティックであり、
YOSHIDA(ヨシダ)とのパートナーシップから誕生したことで知られる「オーデマ ピゲ ブティック 大阪」。

同社のCEO、フランソワ-アンリ・ベナミアス氏の貴重なインタビュー動画を交え、その魅力に迫る。

Photos & Movie: Masahiro Okamura (CROSSOVER) / Art Direction: Takaaki Yagi (FORM::PROCESS) / Text:Masaharu Nabata, Shinoda Tetsuo / Edit:Tsuneyuki Tokano
※こちらの特集は、時計専門サイト「Gressive(グレッシブ)」での連載コラム『YOSHIDAで体験する、高級時計への旅』の記事を再編集したものです。

世界最大規模で展開する
関西圏でのオンリー ブティック

 瀟洒な構えのファサードを抜け、「オーデマ ピゲ ブティック 大阪」の店内に足を踏み入れると、そこは暖かみ溢れるウッドを多用した内装が目に飛び込んでくる。これは、オーデマ ピゲ生誕の地であるスイス・ジュウ渓谷の小村ル・ブラッシュをイメージし、自然の景観を取り込んだ結果である。壁には木材を用い、フロアにはスイスから取り寄せた石を用いている。ただし、単にクラシックにまとめるだけではなく、前衛的な要素を取り入れることで、過去をふり返るだけでなく、未来に向けて情報を発信することを表現したという。たしかにモダンさとクラシックさが融合する、落ち着いた寛ぎの空間となっている。

伝統と革新が融合する、落ち着いた雰囲気の店内。

 1875年に創業したオーデマ ピゲが本社を構えるスイス・ジュウ渓谷は、“複雑時計の揺りかご”と呼ばれるように、18世紀の時代から、精密かつ複雑な時計の製造が盛んに行われてきた土地柄だ。この渓谷一帯には、オーデマ ピゲをはじめとして、現在でも数多くの高級時計メーカーやムーブメント製造メーカーが工場を構え、高級複雑時計における世界有数の生産拠点である。

 またジュウ渓谷に隣接し、フランス国境を越えて広がるリズーの森は“ヨーロッパ最大の森”といわれており、豊かな森林資源としても知られている。この森で産出されるスプルース(トウヒ)は高い品質を持ち、古くはイタリア・クレモナのヴァイオリン職人たちが用いたという。

開放感のある「ラウンジ」のスペースはとても居心地がいい。

  店内の奥へとさらに進もう。このブティックは「マニュファクチュール」と「ラウンジ」という、2つのパートに分かれている。

 まず「マニュファクチュール」。ここにはオーデマ ピゲの稀少なタイムピースが展示され、これらが、どのように作られるのかが紹介されている。もうひとつの「ラウンジ」は、その名の通り、落ち着きと寛ぎを提供する極上のもてなし空間である。ここでは、希望するオーデマ ピゲの時計を手にとりながら、エスプレッソやカクテルなどを楽しみつつ、展示されたアート作品と共に至福のひとときを堪能できる。こんな素敵な場所で思う存分、好みの時計を手にとってあれこれと思考を巡らせたら、それはこの上ない喜びとなるのだろう。

 そのほかにも、顧客へのきめ細やかなコンシェルジュサービスや、ブティックだけでのプライベートショーやプレビュー(内覧会)、限定モデルやシリーズなどへの優先的なご案内などを用意。オーデマ ピゲのブティックならではのメリットは多岐にわたる。

シックでありながら躍動感が感じられる、「マニュファクチュール」の様子。

オーデマ ピゲ CEOから
見た大阪ブティックの躍進について

 この「オーデマ ピゲ ブティック 大阪」のオープニング・セレモニーには、スイスのオーデマ ピゲ本社からCEOフランソワ-アンリ・ベナミアス氏が駆けつけた。

 プロゴルファーからラグジュアリービジネスの世界に転身し、現在ではオーデマ ピゲ本社CEOを務めるベナミアス氏はとても気さくだが、その話しぶりからも人並み外れた才覚の持ち主であることがわかる。

 「数年前、YOSHIDAの社長である吉田勉さんと出会った時に、私の中で“愛”が芽生えてしまった。それは彼のビジネスが非常にプロフェッショナルかつエクストラオーディネール(飛び抜けて素晴らしい)だけでなく、ライフスタイルに共感したからです。つまり私は、世界で最も力のある時計販売者として吉田さんを尊敬しているのです。彼から『大阪で良い物件が見つかりました』と聞いた時、私は出店を2秒で決めました。それは実に自然な成り行きでした」

 それから1年後、予想をはるかに上回る「オーデマ ピゲ ブティック 大阪」の躍進について、ベナミアス氏は以下のようなコメントを述べている。

 「彼らは時計への愛情が深く、それこそ命を捧げている。世界でも屈指のリテーラーですが、どれだけ売り上げを伸ばしても謙虚な気持ちを持っており、オーデマ ピゲに対してもリスペクトしてくれる。だからこそブランドとリテーラーという垣根を超えたパートナーになれるのです。シンプルに言うと、YOSHIDAが好きになったのです(笑)。オーデマ ピゲは今でも創業者ファミリーが経営に参加する、独立資本の稀有なマニュファクチュールです。ヨシダも創業98年を迎える歴史あるファミリー企業であり、伝統を受け継いでいる。どちらも歴史に敬意を払い、伝統を継承し、情熱をもって仕事をするという価値観を共有している。だからブティックは成功を収めたのでしょう」

店頭には、「ロイヤルオーク・パーペチュアルカレンダー」などのレアモデルなども並ぶ。 商品詳細はこちら

 ちなみに日本では二店舗しかないオーデマ ピゲのブティックでは、ここでしか買えない“ブティック限定モデル”が存在する。これらの時計はすべて特別な仕様となっており、希少性だけでなく、美しさと価値においても最上級だと評判だ。

 この世界的にも希少な時計を実際に手にとるだけでも「オーデマ ピゲ ブティック 大阪」を訪ねる価値があるのだと断言しよう。

オーデマ ピゲ ブティック 大阪

住所/大阪府大阪市中央区心斎橋筋2-6-9 心斎橋福穂ビル
電話/06-6214-5401
営業時間/10:00~20:00
休業日/年中無休(1月1日~1月3日を除く)

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幅広いコレクションが揃う、オーデマ ピゲの殿堂

 世界的な需要の高さと希少性が相まって、オーデマ ピゲの腕時計は年々入手困難になる一方だ。ところが、「オーデマ ピゲ ブティック 大阪」に来店すると、その不安はすぐさま解消される。なぜなら、幅広いコレクションが我々を出迎えてくれるからである。

ロイヤル オーク オフショア・クロノグラフ

スポーティなクロノグラフとダイヤモンドセットベゼルが絶妙にマッチする。こちらのオレンジを含め、全5カラーでの展開。

■26231ST.ZZ.D070CA.01 ■37mm ■ステンレススチールケース ■ラバーストラップ ■自動巻き ■50m防水 ■¥3,294,000(税込)

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ロイヤル オーク オフショア クロノグラフ

42mm径のステンレス製のケースでは初となる、ブルーセラミックのプッシュボタンとリューズの組み合わせは腕元のアクセントになる。

■26470ST.OO.A030CA.01 ■42mm ■ステンレススチールケース ■ラバーストラップ ■自動巻き ■100m防水 ■¥2,916,000(税込)

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ロイヤル オーク・エクストラ シン

1977年に初登場したイエローゴールドモデルの敬意の証である、「プチ・タペストリー」模様の美しい文字盤にも目を向けたい。

■15202BA.OO.1240BA.02 ■39mm ■18Kイエローゴールドケース&ブレスレット ■自動巻き ■50m防水 ■¥6,264,000(税込)

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ロイヤル オーク・クロノグラフ

肌に馴染みやすい18Kピンクゴールドの輝きと深みのあるブルーの文字盤とインダイヤルのコントラストが際立っている。

■26331OR.OO.1220OR.01 ■41mm ■18Kピンクゴールドケース&ブレスレット ■自動巻き ■50m防水 ■¥6,372,000(税込)

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ミレネリー

オーデマ ピゲの時計製造の技術とゴールドの魅力を最大限に引き出したレディスモデル。ヴィンテージ調の外装も見所。

■77244OR.GG.1272OR.01 ■39.5mm×35.4mm ■18Kピンク ゴールドケース&ブレスレット ■手巻き ■20m防水
■¥5,994,000(税込)


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ロイヤル オーク・オートマティック

多くの女性を魅了する、8つの異なる色合いのブリリアントカットオレンジサファイアをベゼルに備えた美しいベゼルが特徴。

■15451OR.YY.1256OR.01 ■37mm ■18Kピンクゴールドケース&ブレスレット ■自動巻き ■50m防水 ■¥5,508,000(税込)

商品詳細はこちら

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YOSHIDA 東京本店
住所/東京都渋谷区幡ヶ谷2-13-5 Google Map
電話/03-3377-5401
営業時間/10:00~20:00
休業日/年中無休(1月1日~1月3日を除く)

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