スプリングドライブとは、機械式時計とクオーツ式時計のメカニズムを融合することで、電池も充電池も搭載せず、クオーツ並の高精度“平均月差±15秒(日差±1秒相当)”を実現した、ハイブリット型の新機構です。

そのメカニズムは、機械式時計に用いられるぜんまいを動力源とし、ローターの回転運動を電気エネルギーに変換して、そのわずかな発電でクオーツ式時計に用いられるICと水晶振動子を駆動します。

安定した精度を実現する独自の調速機構「トライシンクロレギュレーター」は、秒針の正確な動きとともに、自然でなめらかな針の動きを生み出しています。

機械式時計を遥かに超える400点以上ものパーツが、すべて正確に動作するためには、パーツ自体の高精度化と、それらを組み上げる卓越した匠の技が不可欠でした。
セイコーが世界でも稀な、機械式とクオーツの両方を、パーツ製造から組立・調整まで一貫して行う“マニュファクチュール”であることは、9Rスプリングドライブの進化を後押ししています。

そして2004年の登場から僅か10年の間に、より複雑なメカニズム「GMT」「クロノグラフ」を搭載した新たなムーブメントが誕生。9Rスプリングドライブの勢いはとどまることを知りません。