パテック フィリップ

品番:5227G-001

カラトラバ

 

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バーゼルワールド2013
パテックフィリップジュネーブ
2013年4月
カラトラバとオフィサーモデルの特徴を融合した紳士用カラトラバ5227モデル

 ラウンド型タイムピースの真髄、カラトラバと、ケースバックにヒンジ付カバーを備えたオフィサー・モデルは、長年にわたりパテックフィリップを代表するタイムピースである。
今日、パテックフィリップは、カラトラバ・コレクションの伝説的なスタイルとオフィサーモデルの特徴を融合し、サファイヤクリスタル・バックを保護するカバー付の新しいカラトラバ5227モデルを発表する。
このモデルの最大の独自性は、サファイヤクリスタル・バックを保護するダストカバーが、外からまったく見えないヒンジ(蝶番)を備えているため、一見、カバーには見えないことである。
 パテックフィリップは、ケースの創作デザイン、設計、製造に対し、常にムーブメントの創作と同じ重要性を与えてきた(もちろん大多数の人々にとって後者がはるかに大きな意味を持つことは言うを待たないが)。
マニュファクチュールパテックフィリップが、設計、製造、ポリッシングまで、外装の製作に必要な各種の工程を行う専門の工房を常に自社で所有してきたのはそのためである。
ケースの製造はパテックフィリップの工房において、貴金属の素材に数トンの圧力をかけることにより、伝統的な冷間鍛造の製法でつくられる。
サファイヤクリスタル・バックを保護するカバーのヒンジもやはり自社工房で、先端技術を用いて機械加工された後、忍耐強い手作業により組み立てられ、ミクロン単位の精度で微調整される。
新しいカラトラバの創作に先立ち、パテックフィリップのケース設計者に与えられたチャレンジは、このカバーのヒンジを外からまったく見えない構造とすることであった。
そしてこの使命は見事、達成されたのである。


カラトラバ・コレクションの新たなマスターピース

 新しい5227モデルをあらゆる方向から注意深く観察するだけで、このようなタイムピースの創作はパテックフィリップにして初めて成し遂げられることが理解できる。
それはカラトラバである、という理由からだけではない。
このモデルが秘めている数多くの洗練されたディテールが、パテックフィリップの愛好家、コレクターにとってある種の親近感を与えるものだからである。
家族経営の時計マニュファクチュール、パテックフィリップは、ニューモデルの創作にあたって完全な自由を享受している。
その結果、ニューモデルがパテックフィリップ・シール認定規準に準拠する限りにおいて、創作には常にある種のチャレンジが許されるのである。
創作プロジェクトをスタートさせるかどうかの決断は、カラトラバ・コレクションの誕生と深い結びつきのあるスターン家のみに委ねられている。
1932年、スターン家がパテックフィリップを買収した、ちょうど同じ年にカラトラバの最初のモデルである96モデルが誕生している。
それ以来、パテックフィリップは、カラトラバのような模範的なモデルにも、常に改良と進化の余地があることを証明してきたのである。


ケース創作の芸術

完璧なケースは、創作の過程で行われたデザイン研究、解決された技術的問題、達成された工芸的完成などを一切垣間見せることはない。
新しい5227モデルの直径39 mmの18金ゴールド・ケースはその好例である。
わずかに凹面となったベゼル、優雅なカーブを見せるラグ、スリムなシルエットなどにより、5227モデルはカラトラバ・コレクションを代表する資質を備えている。
それに加え、わずか9.24 mmの厚さにもかかわらずサファイヤクリスタル・バックとこれを保護するカバーを備えていることは、他に類を見ない技術的壮挙といってよい。
しかしそれだけではない。
このタイムピースは、サファイヤクリスタル・バックを保護するカバーを開閉するための爪が気が付かないほど小さく、ヒンジ(蝶番)に至っては、腕に着用した状態ではまったくこれを見ることができない、という特徴を備えているのである(インビジブル・ヒンジ)。
カバーに刻まれた言葉を読むためか、またはサファイヤクリスタル・バックを通してパテックフィリップの自動巻ムーブメントを鑑賞するためにケースをごく近くから仔細に観察して初めて、ヒンジの存在を知ることができるのである。
インビジブル・ヒンジは、ケース製作上きわめて大きなチャレンジである。
すべての構成部品が完璧な精度で機械加工されていなければならない。
さらにカバーとサファイヤクリスタル・バックは、手作業により忍耐強くミクロン単位の精度で微調整されなければならない。
完璧に微調整されたカバーは、快い《カチッ》という小さな音を立てて閉まり、境界線はほとんど見えない。
しかしこれで終わりではないのである。
眼を側面に移すと、ケース側面からラグに施され、デリケートにカーブした溝が目に入る。
このモチーフはタイムピースにダイナミックな印象を与えると共に、そのエレガントでスリムなシルエットをさらに強調している。
各々の溝は手作業で彫り込まれた後、ケースの他の部分と同じく、長時間にわたり表面にポリッシュ仕上げが施されている。
新しい5227モデルの比類のない気品と美的価値は、これらすべての高度で忍耐強い手作業の成果である。


時へのオマージュ

ベゼルはわずかに凹面となっている。
ラック・アイボリー文字盤は、ケースと同様、バウハウス運動の時を超越した哲学的理念《機能がフォルムを決定する》に従ってデザインされている。
一切の無駄を取り除き、視認性のみを追求したこの文字盤は、ゴールド植字台形バトン型アワーインデックス、ラウンド型分インデックスを配し、3時位置にポリッシュ仕上げゴールド・フレームの日付表示窓を備えている。
この文字盤を背景に、ファセット仕上げゴールドのドフィーヌ型時・分針、カウンターウェイト付センター秒針がピュアな気品をさらに強調している。
文字盤を保護するサファイヤクリスタル・ガラスは、わずかにふくらみを帯びている。
 インビジブル・ヒンジ付カバーで保護されたサファイヤクリスタル・バックを通して、搭載された著名な自動巻ムーブメント、キャリバー324 S Cの精緻な仕上がりと動きを鑑賞することができる。
4本のアームを持つ大型のジャイロマックス・テンプと、Silinvar?を素材とするSpiromax?髭ぜんまいの組合せが、28,800 振動(片道)/時(4 Hz)の精密で安定した振動数を生み出し、厳格なパテックフィリップ・シール認定規準に準拠した日差-3〜+2秒という究極の精度を実現している。
マニュファクチュールパテックフィリップのすべてのムーブメントと同じく、キャリバー324 S Cは仕上がりの美しさで際立っている。
すべての構成部品は、長時間をかけて手仕上げされている。
受け(ブリッジ)は著名なコート・ド・ジュネーブ装飾で仕上げられ、縁にはわずかに丸みを帯びたパテックフィリップ特有の面取りが施され、その上にポリッシュ仕上げが行われている。
受けに施された刻印や文字には金メッキが施されている。
自動巻中央ローターの表面はサーキュラー・コート・ド・ジュネーブとカラトラバ十字で装飾されている。
手首の動きによりぜんまいを巻上げる自動巻中央ローターは、エネルギー効率を最高に高めるため、比重の大きい21金ゴールドを素材としている。
 カラトラバのオリジナル・モデル(1932年発表の96モデル)発表から約80年後の今日、新しい5227モデルは、この伝説的なモデルの時を超越した美しさと、マニュファクチュールパテックフィリップの伝統に立脚した創造性を、今一度立証するものであろう。
ピュアなラウンド型ケースと、サファイヤクリスタル・バックを保護するインビジブルヒンジ付カバーというオフィサーモデルの特徴を融合した新しいカラトラバ5227モデルは、18金イエロー、ホワイトまたはローズゴールド(5N)仕様がラインナップされる。
ケースとカラーを揃えたゴールド素材のピンバックル付ラー
ジ・スクエアのハンドステッチ・ブリリアント・アリゲーター・バンドを装着する。
カラーはブラック(ホワイトゴールド)、チョコレート・ブラウン(イエローゴールド)またはダーク・チェスナット(ローズゴールド)である。
◆技術データ
自動巻ムーブメント
日付を窓表示
センターセコンド
ラック・アイボリー文字盤、ゴールド植字インデックス
ラージ・スクエアのハンドステッチ・ブリリアント・アリゲーター・バンド、カラーはブラック
サファイヤクリスタル・バックとこれを保護するインビジブル・ヒンジ付カバー
3気圧防水
ホワイトゴールド仕様
ケース径:39 mm

◆ムーブメント
自動巻ムーブメント
324 S C
日付表示
センターセコンド
外径:27 mm
厚さ:3.3 mm
石数:29石
受けの枚数:6枚
部品総数:213個
テンプ:ジャイロマックス
毎時振動数:28 800 (4 Hz)
連続駆動可能時間:最小35時間、最大45時間
認定刻印:パテック フィリップ・シール